あるものには崩壊と不足しかない・・・ペルシアの四行詩を部分読みしながら
病に伏して闘病生活も長くなった。病状は一進一退といったところで劇的な改善は見込めない。そういう状態の時に一時帰宅が認められて一晩、家族と時間を共にした・・・とする。そんなことを仮定してもらおう。果たしてその一晩、カラオケで歌いまくってドンチャン騒ぎをするだろうか?当人が無理でも、周りの家族が酒盛りをして騒ぎまくるだろうか?そもそも病人に無理をさせるだろうか?病に伏しているその人を、世界全体、或いは国...
View Articleラインホルト・メスナーの本が友人から返されていない・・・長谷川 恒男の本が書棚から取り出せない
生姜・・・マイドしょうがねぇ話ってぇコトですよ!ラインホルト・メスナー(Reinhold Andreas Messner 1944ー...
View Article追記・・・代表的日本人の一人「二宮尊徳」について尊徳記念館を見る 1
暫く間があいてしまったが、成田山新勝寺の説明板にあった「二宮尊徳」について追記してみようと思う。etsuro1.hatenablog.com「相模の国の名もない村」・・・相模の国足柄上郡栢山(かやま)村(現在の小田原市栢山)に生まれた。1787年のことであった。では、現在その地はどの様になっているかというと、以下の画像である。文化財だねぇ・・・小田原市尊徳記念館屋根周りのスプリンクラーがうるさいけれ...
View Articleこれで備前焼の湯呑みの補修が・・・「金継ぎの入門書」が見つかった!
淡交社から出版された「かんたん金つくろいブック」壊したくないからと、箱に入れて戸棚の奥で眠りについてしまった器というのがある。我家では、コレが困ったコトにかなり大量に存在する。器好きの妻が、独身時代に買い込んだものである。そして面白いコトに、器が集まっている我家には、どうしたことか彼方此方から器が集まってくる。ソコソコいい物もあれば、ど~というコトもないモノまで、知人などから貰い受けることになる。た...
View Articleアルコール発酵の基本的な知識・・・造ってみるのが一番なんだけどねぇ? ブリブリの秋明菊
今秋の Hatena Blog、オダイ・・・は「ドクショ ノ アキ」らしい。例によってへそ曲がりなので、このオダイについて書くのとはチョット違うので、カタカナ書きにしたりして逃げている。「オダイに参加スル」という意志表明のクリックをしなかったのに、なぜかオダイ参加に扱われたことがあったからである。つまり、これから書く「ドクショ ノ アキ」に適した書籍というのはこの分野しかないデショウ!...
View Articleソモソモ「詩」とは「祈り」なのだろう・・・「宮沢賢治の彼方へ」
Hatena Blog「読書の秋」というオ題が終わったようだ。※ では本のコトを書こう。何故なら季節に関係ないからだ。それに「酒欲の秋」だったら相当に書けるんだが・・・燗酒が美味い季節到来というわけだ。...
View Articleあなたの周りに広がりはあるか・・・ワガハイの周りには酒瓶がある!
●序・・・ニュースを見ながら思い考えたメモ駐日ウクライナ大使は「意図的に住宅地が攻撃されている」と、NHKのインタビュー(2022年3月3日...
View Article衛生画像から原子炉6基が見える・・・存在と時間
ついついウクライナの地図を見てしまう。ドニエプル川沿いの ザポリージャという街のストリートビューも見てしまう。そして侵攻されたと報道された、破壊される前の街並み・・・既に失われた世界を見てしまう。悲しく、虚しく・・・こういう画像を見ていると、画像の意味が以前とはまるで変わってしまって、あまり長い時間、ストリートビューの中を彷徨い歩くことは止めたほうがいい、と感じた。これ、メンタルやられるわ。...
View Article切れかかった電球のようなワガハイの記憶・・・突然一節が不正確に思い出される
ロシアものを探してみた我家の中に、ウクライナ製のナニかがあるだろうか?すると、ナニひとつ直接的な製品としては見当たらなかった。キエフのお土産・・・そう、知人が昔々キエフに行ったが、その時のお土産ってナンだっけかなぁ?と記憶を探ったが・・・たぶん、お土産は土産話だったな。そこで、ロシア製のナニかが在るのだろうか?と探してみるが、コレもとりあえず思い当たるモノは無かった。改めて家の中のモノでナニ製が多い...
View Article備忘録はつづく・・・「使徒言行録」と「臨済録」
30年は使っている時計有名なセイコーの鉄道時計なんだが、30年は間違いなく使っていると思う。故障はない。電池交換も長持ちだから少ない。ま、裏蓋開けたことはないからナントも言えないものの、電池がデカイのだろうか?ワガハイはアレルギー持ちだが、今のところ金属アレルギーはない。だが、腕時計というのは腕で擦れるコトが気になって宜しくないので、20代半ばで止めた。その時に買った時計が上画像の鉄道時計なのだ。別...
View Article2021年12月19日の続き・・・福澤神社に立っている説明板から脱線話
神奈川県 酒匂川 文命堤の説明板昨年(2021年12月19日)の当ブログで書いた福澤神社に立っている説明板である。前回では福沢第一発電所界隈の散策話だったが、書き切れずに残っていたコトを、本日は少し書き残しておこうと思う。etsuro1.hatenablog.com例によって、画像からでは読みにくいと思うので以下に書き写しておく。 文命堤...
View Article「薄にごり生原酒」・・・理想社会のバランスは一升瓶の中にあり?
薄にごり生原酒たった一言に魅了されて人生が変わってしまうコトはあり得る。最近、かなり強烈にそのコトを意識させられた個人的な事件が生じた。「薄にごり生原酒」このタスキ状に添付された一升瓶を見た時に、まさしく一生瓶と勘違いするかのような魅惑を覚えた。もう、逃れるコトは不可能である。加えて「阿波山田錦仕込三号」の文字に、完璧にロックオンされてしまった。コレで終わりである!全ての結果が出てしまった。もう、購...
View Articleそれは、あなたが言ったことです・・・Camellia japonica
首が落ちるようにも見えるから、武士は椿の花を嫌ったという話がある。果たして本当の話なのだろうか?侘助などは茶花として優れているが・・・。花は何らかの例えや象徴として扱われることがある。それは洋の東西を問わず、大昔からある。ワガハイ的にはいろいろ考えさせられる例えとして、以下の新約聖書にある一節が常々気になる。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。(...
View Article砂糖を加熱していった場合に起こる変化・・・速報!フジの開花状態
棒温度計(Max. 200℃)若かった頃の一時期、スペイン料理を食べる機会が何度かあった。現地ではなくて日本国内でのコトだ。それは渋谷の某所であり、料理研究家の方のお店だった。そして函館の「レストラン・バスク」だ。ワガハイは妻とともに、この「バスク」の料理食べたさに柴田書店から出された【スペイン料理[料理 料理場...
View Articleレバーについて・中井パーキングエリア・プーチンとグテーレス国連事務総長
タイミングっていうのがあるから、本日はいろいろ書くことになる。 その1・・・レバーについて昨日の当ブログで、カビキラーの脱落した赤いレバーが見つかったコトを書いた。etsuro1.hatenablog.comその流れで今、ポツポツと読んでいる本を紹介しようと思う。小泉武夫肝を喰う...
View Article「雑木林の博物誌 足田輝一 新潮選書」・・・ゲンノショウコが気になる
大切な本古本を買うと、前所有者の付けたアンダーラインが気になる。それは気になる人にとってはノイズとして感じてしまうことが多いと推察する。というワガハイも、若い頃はそうだった。鉛筆で引かれた線ならば、丁寧に消しゴムで消し去りながら読み進めたりしたものだ。そして赤ボールペンや、裏ページにまで滲んだインキなどで引かれたアンダーラインを見つけると、前所有者のデリカシーの無さにイラついた。では、老いが進むワガ...
View Articleこれでイイのかなぁ?・・・人間という動物
●これでイイのかなぁ?人間という動物は万能ではないから、常日頃過ちを繰り返している。そういう話しをするとマイナス思考的で、毛嫌いされる方も多い。それで神様に懺悔せよ!となれば、日本人の多くが最も嫌がる文化・宗教の世界観となろう。だが、一寸先は誰にも分からないのだ。まさしく「神のみぞ知る!」のだ。このコトバは少し前に、感染症の専門家が語った。まあ、個人的な信仰は自由だが、科学的立場の方の見解を求めてい...
View Articleピスタチオはウルシ科・・・人間国宝 松田権六さんの「うるしの話」
今日はピスタチオですよ・・・とバリエーションがあれば、一通り食べてみたくなるだろう。という理由で【ピスタチオ】も買った。まあ・・・予想はつくんだが、コレは難しいはず。抹茶っていうのも難しいと感じているが、ピスタチオも相当に難しいっていうのは、ソレなりのお値段のチョコレートでもそ~ゆ~感じだから。でも、このお値段としては健闘を称えなければならない。良く出来ているなぁ・・・と感心はした。だが、アフターテ...
View Article20章自体が「写真論」なんだからねぇ
「神奈川県知事選」の結果は、予想するまでもなく現職の当選となった。というコトは、ワガハイは現職には投票していないというワケだ。その理由は以下リンク先に書いた通りで、今までに票を入れて当選した人は一人もいないからねぇ。etsuro1.hatenablog.comなんて言うか・・・現職は四期目に突入というコトになるのかな?あまり長期になっても驕りが目立つというのが世の常だ。そういう感触も既にあったし・・...
View Article20章自体が「写真論」だからっていうワケで
昨日の補足から始めようと思う。etsuro1.hatenablog.comスーザン・ソンタグの「写真論」って、ナニかと論じられ、註解され、引用されたりする。だが、この本を語るにしても読解するにしても、フォイエルバッハを避けて通るコトが出来ない。そして無神論とはいうものの、無神論者にもいろいろなスタンスがあるので一括りにしてしまうのも違うねぇ。ソンタグはユダヤ系、フォイエルバッハはど~だったっけ?まあ...
View Article記念写真はねぇ・・・干物を買いに真鶴
真鶴ですぅ~~(正面の尖がった山は大山ですぅ~~)「昨日、一昨日と、なんか大分サービスしちゃったんじゃない?」とは妻のコトバ。だが、もうジジイのボヤキみたいな話で恐縮かなぁ。特に「明るい部屋」に関してはある写真評論家?が小馬鹿にしていたからねぇ。私は、なぜか自分にもわからないが、その驚きの最後の証人の一人(「反時代的なもの」の証人)であり、私のこの書物は、その驚きの古風な名残なのである。(明るい部屋...
View Article「現代農業」といえば「HB-101」だわな!
「現代農業」・・・久しぶりに買ってみたなんでもネットで済むコトはネットで解決してしまうようになったから、本屋に行かなくなった。元々は本屋好きで、神田の古本市にも出かける高校時代だった。もっとも、神田の本屋巡りをした後には秋葉原へ行き、小遣いでは手の届かない高級オーディオ試聴室へ行くのも楽しみだった。...
View Article人生と博物学の土台・基礎・・・永田町は動物園ではない
当ブログでは時々「永田町」について皮肉そのもので書いてきた。etsuro1.hatenablog.cometsuro1.hatenablog.com他にも多々あるけれど、とりあえずは上リンク先みたいな感じだ。もっとも、ワガハイがナニ言っても世間に対して影響力など微塵もない。ただただ、己の心の安定の為にボヤいているに過ぎない。だが、時としてナニが起こるか分からないのが世の中というモノ。たまたまナニかを...
View Article再読「東洋の理想」
付箋だらけ岡倉天心の「東洋の理想」を読み返した。何年振りの再読なのかは判然としないが、前回読んだ時に気になったトコロに付箋を貼っておいた箇所に、今回も何らかの反応をしたワガハイであった。そして追加の付箋も多かった。というコトから、この講談社学術文庫は付箋だらけとなった。だが、これだけ付箋を貼りまくったからといって、ココからナニか展開が生ずる気配はない。ただ、付箋を消耗しただけかもしれない。この本につ...
View Article蘇民祭のニュースに「平泉 みちのくの浄土」の図録を広げる
先日、岩手県奥州市にある黒石寺に伝わる蘇民祭が、その1000年以上にわたる歴史に幕・・・というニュースがあった。藤波大吾住職は「祭りを支えてきた多くの人に感謝を伝えたい。今後は祈とうを行って地域の信仰をつないでいきたい」と語っていたそうだ。...
View Article【無濾過生おり原酒】2023年度醸造 純米吟醸 〈水色 隆〉槽しぼり
人間という動物と酒との関係について、ワガハイがアレコレと書くよりも「趣味の酒つくり ドブロクをつくろう実際編 笹野好太郎著...
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